あなた方は世の光である あなた方は地の塩である
自分を愛するように
ひとのため 誰かのために
行動できる人へ
人間(ひと)は、惜しみなく自己を他人のために開いて働くことができたときに、本当の自分に成長します。この変わらぬ真理を私たちの校名に刻みました。すなわち、「ロウソクの、自らは燃えて他を照らし、塩の、自らは溶けて味をつけるように、本物の愛に生かされた成熟した女性に育つこと」、ここに光塩の理念があります。
光塩では、より深く自分を見つめ、考え、そして両親、教師、友人との関わりを通して、短所を含めた自分をありのままに認め、同様にまわりの人をも受け容れていくことを学びます。そして、他人(ひと)のために惜しみなく働くことができる「光の子・塩の子」として、各自の課題に取り組みます。
教育目標
ひとりひとりの児童が、自分がいかに大切な存在であるかに気づき、自分自身を受け入れ、愛し、主体性のある自己を育てることができるように導きます。
人間は自他共にかけがえのないものであり、互いの支えによって生きています。自己を他者に開いて生きるとき、真に人間として成長するものだということを、児童が体験的に理解できるように導きます。
常に感謝の気持ちを持ち、まわりの人のために喜んで生きることができる人間になるよう、愛と奉仕の精神を養い実行するよう導きます。
もう一人の友のために
一人ぼっちの友への声掛けや困っている友へのお手伝いといった身近なことに目を向け、倫理の授業などで、飢えや病気、災害などに苦しむ世界中の人たちに目を向けることを学びます。
困っている人たちのために「自分が今できること」を考え、「1年生のお世話」「親睦会のお手伝い」「卒業前の雑巾づくり」「ユニセフ募金活動」「クリスマス献金、プレゼントを贈る活動」や、ミサの献金や親睦会の売上金の一部をアフリカ、中南米、アジアなどの国々へベリス・メルセス宣教修道女会を通して寄付するなど、ご家族のご協力もいただいて「奉仕」の意識を育んでいます。