キリストの愛を携えて
創立者のマドレ・マルガリタは、「心を天国に、眼差しを現代に、そして足を地に付けた修道女」といわれました。彼女は、スペインの村深く祈りの中に埋もれていた観想修道会に大きな変革をもたらし、「キリストの愛を携えて世界へはばたく宣教修道会」へ導きました。
スペインから日本へ
光塩女子学院は、1931年に5年制の光塩高等女学校として設立され、現在は幼稚園・初等科・中等科・高等科を擁しています。
設立母体はカトリック、べリス・メルセス宣教修道女会です。スペインを発祥地として13世紀に聖ペトロ・ノラスコによって創立されたメルセス会は、20世紀にマドレ・マルガリタによって宣教修道女会に改められ、世界各地で奉仕活動を続けています。
校名の由来
聖書の言葉から校名「光塩」が生まれました。「人は誰でもかけがえのない存在で、ありのままで神から愛されており、一人ひとりはそのまま世を照らす光であり、地に味をつける塩である」という意味です。
徽章(校章)
光塩の徽章は設立母体であるメルセス会の徽章からとられています。王冠は高貴な心を、盾は自由と愛のための勇敢な努力を、十字架はイエス・キリストの全人類への愛を、4本の線は奉仕の精神、徹底的な愛を表しています。
沿革
- 1931年4月
- 光塩高等女学校開校
- 1947年4月
- 学制改革に伴い光塩女子学院と改称し、高等科・中等科・初等科を置く
- 1955年5月
- 光塩女子学院幼稚園開園
- 1956年3月
- 創立25周年記念式典を挙行、記念事業として長野県四阿高原に夏期林間学校(光塩山荘)を開設
- 1968年4月
- 光塩女子学院日野幼稚園開園
- 2006年11月
- 創立75周年と創立者マドレ・マルガリタの列福を祝う
- 2021年9月
- 創立90周年記念式典を挙行