感謝の集い
石井 由里亜
土曜日は感謝の集いをありがとうございました。父が学校へお伺いし、母がオンラインで鑑賞いたしました。毎年思うことですし、校長先生も仰っておりましたが、初等科の6年間の成長は本当に大きいと改めて感じました。それもあのようにテンポよく各学年が入れ替わり、1曲ずつ合唱を披露して下さるから、なおのこと感じるのだと思います。 1、2年生はとにかく口を大きく広げて元気いっぱい、3、4年生になるとソプラノとアルトに分かれてハモリながら歌うことができるようになり、5、6年生ではとても綺麗な声でハーモニーを響かせて下さいました。私はオンラインでしたのでお一人お一人の表情もよく見ることができましたが、どの学年もどなたも本当に一生懸命歌ってらっしゃって、つまらなそうにしているお子様が1人もいらっしゃらないことに感心いたしました。みんな一生懸命なので聴く方も一生懸命聞き、歌が心に響き感動いたしました。 この行事は他校でいうと合唱コンクールのようなものなのかと考えましたが、自分が学生だった頃を思い返すと合唱コンクールは中学生になってから始まった行事で、保護者の前でこのように毎年歌を披露する機会は小学生の時はあっただろうかと考えました。その点、やはり光塩女子学院初等科の音楽と合唱の指導は素晴らしいものだと思いました。しかもただ歌を歌うだけではなく、マリア様やマドレ・マルガリタを始め、身近な方や日頃お世話になっている方への感謝の気持ちを込めて歌を歌うという意味付けは、子供たちもよく理解し染みついているからこそ、皆真剣に取り組んでいるのだろうなと思いました。各学年が入れ替わる時に歌を歌いながら入れ替わるのも、聞いているほうが楽しい気持ちになり、集中して全学年を拝見することができました。 今年も素敵な感謝の集いをありがとうございました。ぜひずっと続けて欲しいと思う光塩の行事だと改めて思いました。先生方のご指導も大変かとは存じますが、これからもずっと続けて(すでになっているかとは思いますが)光塩の良き伝統行事となりますように、心よりお祈りしております。